この記事で解決できるお悩み
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規模によって経理業務の仕事が異なります。
この記事で解決できること
- 大企業の経理部門の構造が理解できる
- 大企業の経理で経験できる限界が分かる
大企業の経理に対して、どんなイメージを持っていますか?「良いイメージ」と「悪いイメージ」があると思いますが、わたしの経験から両方の側面があると感じました。
この記事では『経理の仕事にやる気を感じれない時の解決法』を解説します。
では、今回の記事は次の4つの流れで話を進めますね。
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1経理の魅力を解説
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2大企業の経理は魅力的な業務が出来ない理由
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3大企業特有の経理の魅力を解説
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4大企業の経理で魅力に感じない時の対処法
今回のテーマである「大企業の経理はつまらないと感じる理由」を正しく理解するためには、経理の魅力を知った方がより理解できるからです。
それでは、順番に解説をしていきますね!
経理の仕事の魅力とは
経理の仕事の魅力は、大きく5つに分類できます。
- 会社の数値の意味が理解できる
- 経営に関われることで、経営陣の意思がわかる
- 専門的な力が身につく、財務分析・経営分析ができる
- 社内の様々な部門と関われる
- 転職が有利になる
それぞれの魅力を簡潔に解説します。
会社の数値の意味が理解できる
経理部門の担当者は、経営陣に報告するための資料を作成しています。
つまり「経理部門の担当者」は「経営陣」と同じ資料を見ているのです。
他の部署では各部門の数字だけを精査します。経理部門は全ての部門の数字を精査できるのです。
経営に関われることで、経営陣の意思がわかる
経営判断に答えはありませんが、経営陣の判断した理由を考えて納得するか、あきらかにおかしい場合は理論武装して対話をする事ができます。
「会社の数値が理解できる」の延長線で、様々な意思決定の理由が分かりますよ。
①「なぜその部門を廃止するか?」
②「なぜその製品の製造を中止するか?」
③「なぜ赤字の事業を継続するか?」
各部門の担当者はそれぞれの部門の状態が理解できますが、全体の状況を理解できるのは経理部門です。
専門的な力が身につく、財務分析・経営分析ができる
経理では収支報告資料を、月別で推移を確認します。
①「売上は適正か?」
②「粗利が適正か?」
③「費用の無駄使いはないか?」
月別の推移で見ると、異常値に気づきますよ。
経理部門は、各部門から集めた資料が正しいかを確認する必要があります。集めてた資料をまとめて、そのまま経営陣に報告するだけではありません。
キャッシュ・フロー計算書を理解できれば、損益計算書と貸借対照表では見えてこない、お金の流れが理解できます。
社内の様々な部門と関われる
経理では各部門で発生した売上・経費の内容を確認するために、様々な部門の人と関りがあります。部門によっては、他部門の人と全く関わる機会がない場合があります。
「一人で黙々と仕事がしたい」と感じる人は、魅力ではありませんが、他の部門と関わる事で会社全体の動きが理解できますよ。
転職が有利になる
経理業務は、簿記という共通ルールを通じて、他の会社でも即戦力として期待できます。
経理業務は業界関係なく即戦力として働く事が出来ますよ。簿記の資格を持っていると、知識を証明できるので、転職でもアピールできます。
※『上場企業へ転職をしたい!』という方は、以下記事で転職方法を確認してみて下さいね。
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【上場企業に転職できる?】連結業務と開示業務を経験してキャリアアップ【未経験から中途採用】
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以上で、かなり簡潔に経理業務の魅力を解説しました。経営に関わることが出来るのは、大きな魅力です。
※『経理のやりがいをもっと知りたい!』という方は、以下記事で仕事内容を確認してみて下さいね。
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【5つ厳選】経理の仕事はやりがいはある?ベテラン経理がわかりやすく解説【未経験者は必見】
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経理の仕事の特徴を知ろう
経理業務は大きく3つに分類できます。
- 日次業務:毎日する業務
- 月次業務:毎月する業務
- 年次業務:年1回 or 年4回する業務
全ての会社が共通している業務ですよ。それぞれの業務を簡単に解説しますね。
日次業務:毎日する業務
①預金合わせ
②未入金の債権報告
③支払手続き
④勘定科目内訳書の更新
基本的に毎日行う業務です。預金合わせはイメージしやすいですよね。
毎日の業務で重要なのは「入金遅延」と「支払漏れ」を確認する事です。
そのために日々の業務で「債権が回収されているか?」「債務が支払われているか?」を確認するんです。
月次業務:毎月する業務
①取引先に請求書を発行する
②当月の売上を計上する
③取引先からの仕入を計上、備品関係の経費を計上する
④当月の人件費を計上する
⑤部門振替を計上する
毎月の月末から上旬にかけて、1カ月の取引をまとめるために、請求書を受け取ったり発行してまとめます。
さらに、部門損益の振替処理をする必要があります。振替処理で会社全体の損益は変わりませんが、部門間の評価を正しく把握するためです。
上記は一例なので、会社によって財務諸表を作成するための、様々な資料がありますよ。
決算業務:年1回 or 年4回する業務
①決算整理仕訳を登録する
②税金計算をする(法人税、消費税)
③申告書を提出する(法人税、消費税)
④株主総会資料作成
上場企業は年に4回、それ以外の企業は年に1回、決算業務があります(上場企業以外でも年に4回決算をします)。
3月決算の会社は3月末~5月上旬までが忙しい時期になります。この時期は、日次業務、月次業務、年次業務で頭がパンパンになります。
1年で最も忙しい時期になるので、多くの会社は残業必須になりますよ。
※『経理の仕事をもっと知りたい!』という方は、以下記事で仕事内容を確認してみて下さいね。
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【未経験者は必見】経理の仕事内容を知っていますか?ベテラン経理が要約して解説【業務を理解しよう】
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大企業の経理の仕事がつまらないと感じる理由
先ほど解説した、経理の魅力を感じれない場合は、経理の仕事がつまらなく感じます。
大企業の経理の業務量は少ない
大企業の経理はボリュームが多いので、一人で担当できる範囲が少なくなってしまいます。
さらに、急な退職者が出た時に対応できるように、一人当たりの業務量を軽くしているんです。
大企業はリスクを取りません
企業にとっては、一人に依存するのはリスクなので当然の対応です。その結果、経理業務がつまらないと感じるようになるんです。
大企業の経理がつまらないと感じる理由は7つあります。
それぞれの理由を解説していきますね!
- 業務が細かく分かれていて全体像が見えにくい
- 単純な業務が多い
- 経験できる業務が限定
- 自分で相違工夫できる業務が少ない
- 違う部署と交流が少ない
- 年功序列型
- お客さんと直接つながらない
業務が細かく分かれていて全体像が見えにくい
大企業の経理は、細かく細分化されているため、一人一人の業務がどのように会社に影響を与えているか、感じることが難しいです。
イメージがしやすい、大手外食系の経理の作業分担の一連を解説しますね。
大手外食系の経理業務の作業一覧
①A部門の債権管理管理
②B部門の債権管理管理
③店舗入金管理
④負債勘定の管理担当
⑤固定資産管理担当
⑥税金計算担当
⑦連結決算担当
他にもまだありますが、経理部門はこれらの仕事を5人~10人で分担業務をしています。
これだけ作業が細かくなると、担当している業務以外については、理解する事が出来ないため、全体像が見えにくいんです。
大企業はリスクを取りません
しかし、これだけの作業を少人数ですることは、作業負荷がかかり間違いが多くなります。
さらに、退職者が出た場合は作業量が多いので引継ぎが困難です。
構造的に作業分担する必要があるのですが、やりがいを感じることは難しいですね。
単純な業務が多い
業務が細分化されている理由に関連しますが、分かりやすく業務が分かれているため、単純な業務の場合が多いです。
会社にとっては、単純に業務をする事が出来れば、従業員に負荷をかけずに間違いも減らす事が出来ます。
しかし、個人にとっては、単純に作業をする事は流れ作業をする感覚になるので、面白みに欠けてしまいます。
大企業はリスクを取りません
経理の仕事は、処理を間違えると納税額に影響します。もし気づかずに決算を超えると、税務調査で指摘されます。
会社は、従業員にやりがいを感じる環境を与えることは大事です。しかしそれ以上に、会社が安全に運営できる事が大事なんです。
経験できる業務が限定
大企業の経理の人員は幅広く、5人~10人くらいで構成されています。
グローバル企業である、ソフトバンクグループや、楽天になるともっと人員は多いですが、中央値で考えます。
すべての業務を経験する事は難しい
経理部門が10人で構成されていたとして、1年間で業務担当を変わった場合、全ての業務を経験するには10年必要になります。
さらに言えば、10年前に担当した業務は法改正があったり、システムが変わったりして、知識が付いていけない場合が多いです。
大企業で全ての経理業務を理解している人は、ほとんどいないのが現状です。
小さい会社の場合は全て経験できるか?
中小企業の経理は、1人で全ての業務を出来る場合があります。取引量が大企業に比べて圧倒的に少ないからです。
経理全般の経験をしたい場合は、大企業よりも中小企業で働く方が現実的ですね。
自分で創意工夫できる業務が少ない
大企業の経理は、マニュアルが作られていて、業務が最適化されている場合が多いです。
なので創意工夫をして、自分のやりやすい方法で業務をする事が難しいんです。
例えるなら「簿記を学習している時に、ずっと答えを見ながら問題を解いている」な感じですね。
あなたに付加価値をつける事が出来ません
経理で正しい数値を作ることは重要ですが、仕事で付加価値となるのが、問題を見つけて解決をする事です。
あなたの経理業務に対して、付加価値をつける事が出来なければ、あなたが転職したい時に有利に進めることが難しくなります。
転職は誰にでも可能性はあります
転職をする予定はない人も、会社の業績が悪くならないとは限りません。何らかの理由で、居住地を変える必要が出るかもしれません。
転職する必要がある時に、すぐにあなたに付加価値をつけるのは難しいので、普段から準備することが重要なんです。
※『上場企業へ転職をしたい!』という方は、以下記事で転職方法を確認してみて下さいね。
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【上場企業に転職できる?】連結業務と開示業務を経験してキャリアアップ【未経験から中途採用】
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違う部署と交流が少ない
大企業は一つのフロアで百人単位で人が働いています。
中小企業の経理であれば、各部署との連携が必要になるので、仕事でコミュニケーションをとる機会があります。
しかし大企業になると、狭い範囲でしか仕事が出来ないので、各部署と関わる機会がとても少ないんです。
関わりが無いと、新しい発見がない
そうなると、社内で会話をする機会が少なくなるので、新しい気づき事項を見つける事が難しいんです。
もし「会社は会社」と割り切っている場合は、社内の出来事に感情が揺さぶられる事がないので、良いかもしれませんね。
年功序列型
大企業は比較的、年齢を重ねるごとに役職が上がる傾向にあります。
中途採用された場合でも、それほど能力は高くないのに、既存の社員の年齢に近い立場で採用になります。
給料が上がりにくい
逆に考えると、若いうちは役職を上げることが難しくて、給料も上がりにくい傾向にあります。
こうなると、会社で頑張る気力が薄くなり、やる気が出ません。
もちろん、年功序列の中にも仕事が出来る人は役職が上がる可能性はありますが、上司が仕事が出来る人を正しく評価出来て、役員にも認めてもらう必要があります。
正しい評価を得るのは難しい
実際のところ、仕事が出来る部下を出世させる事が出来ても、自身の待遇が変わらないので、積極的に評価する人はほとんどいません。
年功序列は悪い事だけではありませんが、やりがいを感じるには難しい体制です。
お客さんと直接つながらない
経理は外部の人と接する気概少ないです。
特に大企業になると、社外の人を交えた会議に参加することは一部の人間になります。
売上の元となる「お客さん」に関しては、経理部門では接することは、無いと考えてよいでしょう。
お客さんと関りがない事のデメリット
「お客さん」とかかわりが無いと、売上の報告を受けた時に、数字の羅列にしか見えない事が多いです。
さらには、自社でどんな商品を販売しているかを知らない人もいます。
その業界にいるのであれば、業界の知識を知った方が仕事は楽しくなりますよね。
自社の商品を知らなくても経理は出来る
わたしは、ホールディングス会社で働いていますが、子会社の事業内容については、理解できていない部分が多いです。それでも経理、連結決算が出来るのです。
営業の人は自分の作った商品が売れて、モチベーションが上がる事があります。
しかし、経理は売上が上がっても、モチベーションは変わらない事が多いですよ。
大企業の経理の仕事が面白いと感じる理由
大企業の経理がつまらない理由を解説しました。
実態を知って「大企業の経理で働きたくないな」と感じたかもしれません。安心して下さい。
大企業の経理でしか経験できない、やりがいのある業務があります。
人が多くて、知識のある人が集まる環境だからこそ、感じれるやりがいです
大企業の経理が面白いと感じる、5つの理由を解説していきますね!
- 高度な会計の知識が学べる
- 知識の高い人が集まるので、色々なことが学べる
- 色々なセミナーに参加できる
- 予算が増えるので業務委託が出来る
- 転職が有利にできる
高度な会計の知識が学べる
大企業の経理は、幅広い業務を経験することは難しいですが、一つの業務を深く学ぶ事が出来ます。
一つの業務を深く学ぶ事が出来ると、その業務の専門的な知識が学ぶ事が出来ます。「経験できる業務が限定」をプラスで考える事が出来るんです。
その結果、会計のプロである公認会計士よりも深い知識を持つ人もいました。
重要な論点である知識であれば、転職の時にも重宝されます。
①税務に関する知識
②連結に関する知識
③税効果に関する知識
これらは、奥が深い論点なので、経験の時間だけ知識が深まりすよ。会社で唯一の存在になれて、仕事にやりがいを感じる事が出来ます。
知識の高い人が集まるので、色々なことが学べる大企業は
大企業は、コツコツと学習できる人が多いので、知識がある人が多いですね。
経理業務の一番の理想は「幅広く理解を深めて仕事をする」事です。幅広く仕事が出来れば、会社全体が理解できますよね。
大企業の経理業務は「狭く深い知識」が必要になる
現実的には「簡単な論点を幅広く理解」か「一つの論点を深く理解」が多いです。
小さい規模の会社であれば、経理業務を「簡単な論点を幅広く理解」が出来ますが、大企業では経理業務を「一つの論点を深く理解」をして経験を積みます。
専門的な仕事をする時は、一つの論点でも覚えることが多いので、深い知識が必要だからです。
「一つの論点を深く理解」が集まれば「複数の論点の深い知識」になる
業務の幅を狭めているので、各分野で知識と経験がある人がいます。仕事について話すと細かい論点まで知っていて勉強になりまよ。
さらに、監査法人も大手の場合が多く、分からない論点を正しく説明してもらえます。監査法人によっては、知識の浅い会計士がいるので、誤った説明を受けることがあるんです。
仕事を経験して、専門的な知識を身に着けたい人は、大企業の経理の仕事にやりがいを感じれますよ。
色々なセミナーに参加できる
大企業は中小企業に比べて、多く予算が割り振られる傾向があります。
中小企業は有料セミナーを受講したい場合に、経費を最小限に抑えて節約をします。
管理部門の人員には、会社の経費で積極的に学習する機会を与えない会社が多かったですね。
大企業は積極的に機会を与えてくれる
対して大企業は、管理部門に対して予算を多めにとる事ができて、管理部門の人員にも学習をする機会を与えてくれます。
上場企業になると、有価証券報告書やIR資料を作る必要があり、質の高い書類を投資家に対して作る必要があります。
なので、会社としては管理部門の人員にも学習をする機会を与え、質の高い書類を作ってほしいと考えます
大学院などの高額になる場合は、実現することは難しいですが、数万円のセミナーであれば、参加する機会を与えてくれますよ。
予算が増えるので業務委託が出来る
先ほどの、セミナーに参加できるに引き続き、単純作業を業務委託に回す予算があります。
大企業はなぜ、外部に業務委託をするのでしょうか?その理由は3つあります。
①業務委託の場合は、どんな環境であれ仕事を完結してくれる
②自社の社員に専門知識を学ばせたい
③社員を雇うより、人件費が安くできる
社員の急な退職に対応できる
社員が急に退職をした場合は、新しい人を採用して、引継ぎをする必要があります。
しかし、業務委託の場合は、業務委託先の社員が退職をしても新しい社員を連れてきて、必ず仕事を完結してくれます。完結できない場合は、業務委託先にお金を支払う義務がないからです。
さらに、業務委託先には簡単なルーティンワークを依頼するので、大企業の社員には判断が必要な仕事を与える事が出来ます。これは、高度な知識を学べるとつながります。
人件費を安くできる
人件費が安く出来るのは、社員を雇うといくつかの人件費が発生します。
①給与手当
②社会保険料
③労働保険料
④賞与
⑤退職金
ざっくりした計算で、年収400万円の人を雇うと、おおよそ600万円の人件費が必要になりま。
さらに、業務委託費は消費税の対象取引となるので、仕入税額控除の対象にもなります。
大企業の経理社員としては、単純な仕事を業務委託できて、自分は専門的な知識を身に着ける事ができます。
転職が有利に出来る
大企業の経理で採用される事は、中小企業に比べてかなり難しくなります。
経理だけでなく、管理部門で働くこと自体が難しいです。
大企業は離職率が少ないため、入社する機会も少ないからです。
大企業の管理部門には価値があります
そんな大企業で働いていたという実績は、転職の時にとても有利になるんです。転職の時だけでなく、ローンを組むときや、福祉構成の面でも魅力的です。
※『上場企業の魅力を知りたい!』という方は、以下記事で上場企業の良さを確認してみて下さいね。
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上場企業の経理はきついか?上場企業で働くベテラン経理が解説【失敗しないために理解必須】
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大企業から転職する人はどんな人?
「大企業から転職することはある?」と感じるかもしれません。
実際このような理由で転職をする人がいました。
①上場企業で働きたい
②給料と休日に不満がある
③成長性のある業界で働きたい
④親の介護で働く場所を変える必要がある
人間関係が合わない等のネガティブな理由は省略します。
この先どんな理由で、転職が必要になるかわかりません。
その時のリスクを回避するために、働く事が出来る人が少ない大企業で働いていた事実は、転職で有利になるんです。
※『上場企業へ転職をしたい!』という方は、以下記事で転職方法を確認してみて下さいね。
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大企業の経理を面白くする方法?
大企業の経理にやりがいを感じない理由と、感じる理由をそれぞれ解説しました。
同じ環境下でも「やりがいを感じる人」と「やりがいを感じない人」がいます。やりがいを感じている間は、続けるのが良いですね。
もし、やりがいを感じない期間が続くのであれば、何かの対応策を取る必要があります。
仕事にやりがいを感じない時に、どのように対応をするか、5つの方法を解説していきますね!
- デスクの周りを充実させる
- 仕事を早く終わらせるスキルを身に着ける
- 導入しているシステムの隅から隅まで理解する
- 仕事だけの生活に重点を置かない
- 転職をする
デスク周りを充実させる
あなたの仕事をするデスク周りは、どんな環境ですか?
わたしは整理整頓が出来なくて、机の上が散らかっている時がありましたが、それだけでストレスを感じながら仕事をしていました。
今では机の上はきれいに整頓して、旅行に行った時の写真や絵ハガキを机の上に置いています。
仕事にやりがいを感じる第一歩として、前向きな姿勢になるように環境を整えて下さいね。
仕事を早く終わらせるスキル
毎日同じ仕事を同じ時間をかけていると、どんな人でも仕事に飽きてしまいます。
大企業の経理の場合は、創意工夫できる範囲が少ないですが、少しでも仕事を早く終わらせるように挑戦してみて下さい。
仕事が空いた時間で休息を多めにとったり、休暇をとって仕事を考える時間を減らして下さい。
導入しているシステムの隅から隅まで理解する
あなたは、使っているシステムのすべてを理解していますか?
管理部門の仕事の効率は、PCの知識とソフトの使い方が大きく締めています。
しかし、年を重ねるごとに、PCの操作についていけなくなり、仕事が遅くなる事はよくあります。
大企業でもシステムの進歩に遅れを取っている
大企業の仕事は効率化されていますが、システムの機能は日々進化しているので、さらに効率的な仕事の進め方があるかもしれません。
日々の業務では、同じ操作しかしないと思うので、今までクリックしたことのなかったアイコンをクリックして下さい。
新しい機能や操作が発見できますよ。いつもと違う操作をしてください。
仕事だけの生活に重点を置かない
ここからは、仕事に対する価値観の変化を解説します。
わたし自身、経理関係の仕事で週に数回テレワーク勤務をしています。
テレワークが出来ると通勤時間が無くなり、子供との時間を増やす事が出来ました。
仕事に対する価値観が変わります
テレワークをするまでは、休日の時も「仕事を通じて新しい発見をする!」と考えていましたが、今では少し違います。
そうすると、仕事では以前は「この人は何で仕事に対して、やる気がないんだろう」とストレスを感じる事がありましたが、いまでは何も感じなくなりました。
自分と他の人を完全に割り切る事が出来たのです。最近では、仕事で「頑張る人」と「頑張らない人」に対しても、同じように接するようになりました。
そうすると、仕事で感じる人間関係のストレスも無くなったので、それ以外の時間の使い方も充実しています。
転職をする
仕事がつまらないと感じた時に、最後の手段として転職があります。
大企業の経理で働く事は、ハードルが高いので転職をする決断は難しいです。
実際に大企業の経理から転職する人はいますが、ベンチャーで頑張るや、よりよい環境で働くなどの、ポジティブな理由がほとんどです。
「仕事がつまらないな」という理由だけで、大企業の経理を転職することはお勧めしません。
前向きな気持ちで転職を決意しよう
「もっと幅広い業務がやりたい、経理だけでなく会社全体の業務をやりたい、経営者のそばで仕事がしたい」
このような、大企業では実現できない理由があれば、転職をして挑戦する価値はあります!
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「大企業の経理はつまらないと感じる」のまとめ
わたしは色々な規模の会社で働いて、楽しいと感じる仕事をたくさん経験しました。
人によってはつまらないと感じる仕事でも、「どうやれば早く終わらせるか?」「どうすれば見やすい資料に出来るか?」を常に意識して働いてきました。
その姿勢は今でも同じで、仕事をつまらないと感じることは、ほとんどありません。
まずは、今の環境で変えれる部分を変えてみて、変えれない部分が重要な場合は、部署を変えるか働く場所を変えるしかありません。
仕事をする時間は長いので、やりがいを感じるのが一番いいですよ!