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【ベテラン経理が解説】20代で経理未経験の転職はできるか?【やりがい十分!】

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【ベテラン経理が解説】20代で経理未経験の転職はできるか?【やりがい十分!】

経理業務はどんなことをするんだろ?
考える人
未経験だけど、20代は転職できるかな?
考える人
かなえもん
その問いに回答すると・・・「魅力的な人材です!」

その理由を、ベテラン経理の目線で解説しますね。

この記事の内容

  • 経理の仕事内容を解説
  • 経理のやりがいを解説
  • 20代経理未経験を採用するメリットを解説
  • 20代経理未経験を採用するデメリットを解説
  • 経理の今後の働き方を解説

この記事では、20代で経理に興味があるけど、未経験で不安を感じている人に向けて解説します。この記事を読めば、こんな事が解決できます。

 
この記事で解決できること

  • 「デメリット」よりも「メリット」が大きい
  • 経理でどんな仕事をするか理解できる
  • 経理のやりがいを理解できる

読み終わった後は、新しいことに挑戦する自信がついて、経理の仕事に興味がでます。最後まで読んで下さい!
 

この記事を書いた人

✅ 経理経験は15年

✅ IFRSプロジェクト成功

✅ 上場企業の連結決算担当

✅ 働き方に関するBlog発信

✅ 簿記に関するBlog発信

現在は上場企業でIFRSの連結業務を担当しています。今まで約10社の会社経理を担当して、多い時は同じ時期に6社の経理を担当しました。

 
経験した業務

  • 日次業務
  • 月次業務
  • 決算業務
  • 税務申告書作成
  • 連結決算業務
  • 開示業務
  • 資金繰り
  • 送金データ作成
  • 稟議書確認

他にもたくさん経験をしました。どんな会社で働いても、経験から成果が出せる自信があります。

 
「そんなにも多い会社が出来るの?」と思われますが、さすがに1人では時間が足りないので、部下と派遣の方に手伝ってもらってました!そして「親会社」で働いて「子会社の経理」を担当して、たくさんの経験ができました!

 
なぜ、未経験で経理に挑戦したいか?

  • 会社の経営に関わりたい!
  • お金に強くなりたい!
  • 専門的な仕事がしたい!

いろいろな理由があると思いますが、未経験で経理に興味があるのは、今までの仕事に「不安」や「不満」を感じていると思います。

 
誰もが最初は未経験です。それは「新しいことに挑戦」をしているからです

 
会社は「挑戦」する人を、とても評価します
会社では、常に新しい業務をしたり、新しいツールを使います。モチベーションが高くて志望動機があれば、困難があっても乗り越える力があるので、未経験でも転職をして活躍ができます。

 
私の経験を聞いてください!
そこで感じた「20代経理未経験の挑戦」が、会社から見てどのようなを感じているか紹介します。

 
わたしは「経理未経験者」と面接をして、どういった不安を感じているか話を聞きました。私の経験から感じた20代経理未経験者の魅力を全てお伝えします!
これを読めば「不安を解消できる」ので、最後までお付き合いください!

 
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経理はどんなことをするの?【3つに分類】

経理の仕事内容は、大きく3つに分類できます。

  • 日次業務
  • 月次業務
  • 決算業務

日次業務
日次業務は毎日の業務で、たくさんありますが、預金合わせや、支払い手続きなどです。

 
月次業務
月次業務は毎月の業務で、月次収支報告に必要な資料を作成することです。請求書を発行したり、届いた請求書を費用計上したり、1ヶ月でどれだけの成果を出たかまとめます。

 
決算業務
決算業務は年に1回の業務で、1年間でどれだけの成果が出たかをまとめます。この時に、税金を計算するので、難易度が高くなります。

 
「経理業務を3つに分類」した別の記事があります。詳しくまとめているので、そちらを読んでください。

 




経理の仕事のやりがい【やりがいは重要】

経理のやりがいはたくさんあります。わたしが感じる5つを紹介しますね。

  • 会社の数値がわかる
  • 経営に関われることで、経営陣の意思がわかる
  • 専門的な力が身につく、財務分析・経営分析ができる
  • 社内の様々な部門と関われる
  • 転職に有利

会社の数値がわかる
経理をしている人でも、出来上がった収支報告資料を見て「よくわからないな…」と思っている人もいます。しかし、正しく学習をして業務をすれば、必ず理解できます。

 
経営に関われることで、経営陣の意思がわかる
あなたは、会社の方針として「もっと費用を削減しよう!」と言われて、困惑したことはありませんか?「自分たちは節約をして、無駄遣いをしてないのに、なんでそんなこと言われるんだろう?」と思う方もいます。

 
経理をすると、会社の中でどんな費用が使われているか理解できるので、経営陣の意思が理解できます。

 
専門的な力が身につく、財務分析・経営分析ができる
損益計算書を作成して、会社の中でどれだけ利益がでて、現金を生み出しているか理解できます。貸借対照表を作成して「債権がきちんと回収されているか?「債務をきちんと支払っているか?」か理解できます。

 
どのように数値が作られているかを理解することで、専門的な知識が身について、分析が出来るようになります。

 
社内の様々な部門と関われる
同じ会社にいても「別部門の人とコミュニケーションを取る機会がない・・」と実感する人が多いです。経理では、各部門と連携をとりながら、各部門の収支報告をまとめます。

 
転職に有利
経理を経験して「簿記の共通ルールを理解」できて、他の会社でも即戦力として期待できます。また、簿記の資格を持っていると、知識があることを証明できるので、転職でもアピールできます。

 
これらの「経理のやりがい5つ」を別の記事に詳しくまとめているので、そちらを読んでください。


そして経理業務は、簿記という共通ルールを通じて、他の会社でも即戦力として期待できます。また、簿記の資格を持っていると、知識があることを証明できるので、転職でもアピールできます。


20代経理未経験採用の企業側の3つのメリット

 
経理業務が未経験でも、20代という「若さ」を最大限にアピールできる状態にあります。経理に興味があることを伝える手段として、一番多いのが「資格」です。

 
それでは、企業がメリットと感じている主な3つを紹介します。

日商簿記2級を取得すれば、本当に経理をやりたいと感じる

日商簿記2級と日商簿記3級について簡単に説明します。

 
日商簿記2級
経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められる資格の一つ。企業の財務担当者に必須。高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できる。高校(商業高校)において修得を期待するレベル。

 
日商簿記3級
ビジネスパーソンに必須の基礎知識。経理・財務担当以外でも、職種にかかわらず評価する企業が多い。基本的な商業簿記を修得し、経理関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できる。中小企業や個人商店の経理事務に役立つ。

 
取得するタイミング
日商簿記は、経理業務に関わっている人は、多くの人が取得しています。早い人だと商業高校の在学中に、日商簿記2級を取得を目指しています。

 
大学で、会計学や経営学を学ぶ機会があれば、「もっていると就職に有利だよ」とアドバイスをくれるかもしれません。

 
また、社会人になると、会社の経営に興味が出て、自発的に学習するかもしれません。日商簿記を取得するタイミングは、さまざまです。

 
内容は近年難しくなってきており「連結決算」も範囲に含まれております。わたしが取得した2006年よりも範囲が広くなっており、難易度が上がっています。

 
それだけ難易度が高いので、企業側は未経験で日商簿記2級を取得していると「時間をかけて学習したんだな」と感心されます。それと「連結決算」については、経理経験が長い人でも知らない人が多いので、自信にもなります。

 
アピールできます!
あなたが日商簿記2級を取得しているのであれば、面接でとても強みになりますよ!

応募会社の経理ルールになじみやすい

経理では「その会社の会計ルール」があります。会計処理によっては複数の処理が認められて、会社の実態に合った方法をする事ができます。

 
細かいところでは、仕訳を登録するときの摘要欄は「相手会社/日付/内容/部門」で統一している会社があります。もっと細かく記載する会社もあります。仕訳を検索しやすく、見やすくしているのですが、なかにはとても神経質な人がいます。「摘要の数字は半角で!!」と怒られるかもしれません。

 
細かい人もいるので注意
同じ会社で経理を長くしていると、他の人が気にならないような、細かい点が気になったりします。それを守らないとその人の機嫌が悪くなったりもします…。

 
「そんな人いるの?」と思うかもしれませんが、経理は数字ミスが許されず、さらに規則的であることが望まれます。なので、他の部門では気にならないようなルールも、こだわりがあります。

 
こんなルールもあります
「ファイルの管理方法」や「資料作成方法」についても、その会社で管理しやすい方法があります。「ファイルの管理方法」は、ファイル名のルールがあったり、フォルダの保管ルールなど、細かいルールがたくさんあります。

 
なぜルールがあるか?
資料の保管は、その会社のルールで整理されているので、いきなりルールを変えると、資料を探すのが困難になります。今までの経験がある人は、どうしても今までの経験で、資料の作成や保管をしてしまいます。

 
未経験の場合は、「そんなルールがあるんだな」とすんなりと、受け入れてくれる事が多いので、会社は好印象に感じます。

未経験業務は「がんばり」を評価しやすい

あなたにも経験があると思いますが、初めての挑戦をする時は「やってやるぞ!」とやる気に満ちた状態になります。しかし、多くの場合は、時間の経過とともに「やってやるぞ!」と思っていたときの熱意は、弱まっていく事が多いです

 
「わたしは、当初の気持ちを忘れた事がない!」という人がいたら、頑張った会社でスキルをたくさん身に付けたので、面接でとてもアピールできます。

 
頑張っている人が好きです!
人は頑張っている人が好きで、さらに同じ目標に向かっていれば「この人と一緒に仕事がしたい!」と感じます。

 
あなたも面接の時に「経理のプロフェッショナになりたい!」「経理をして会社経営に参加したい!」、そんな前向きなアピールをすると、会社側も「一緒に働いてみたい」と好印象を与える事ができます!

 
ここまでで、企業が経理未経験者に感じるメリットを紹介しました。

 
経理部署は人の入れ替わりが、比較的少ない部門と言われています。そういった部署では、今までのやり方を変えずに続けて、システムやIT関連の知識が追いつけない事が多いです。

 
20代に期待する事
そこで、20代と一緒に仕事をする事で「新しい発見があるのでは?」と期待する人が多いです。40代、50代とは違う発想力でアイデアが生まれます。

 
次は、企業が経理未経験者に感じる「デメリット」を紹介しますね。



20代経理未経験採用の企業側の3つのデメリット

企業からみて、未経験者を採用することに関して感じる1番のデメリットは「本当にその経理を続けてくれるだろうか?」です。

 
あなたが入社をして、スキルを身つけて「今の会社で、やりがいを感じないので転職します!」と言われると、企業は「ほんとうに今の会社で、それが実現できないか?」を一緒に考えて、難しいようであれば、全力で転職を応援します。

 
企業は、採用をして一緒に働くのであれば、同じ目標を持って仕事がしたいので「経理の仕事が面白い!」と感じる人と一緒に働きたいです。

 
しかし「経理はおもしろくない」「合わないので別の仕事がやりたい」と根本的に経理が合わないと言われてしまうと「経理のおもしろさを伝える事ができなかった・・・」と落ち込んでしまいます。

 
そういった事態にならないように、企業は慎重に未経験者を採用します。その内容を紹介していきます。

即戦力として期待できない

これはどの職種でも同じですが、実務経験がない場合は、最初に実務の流れを教える必要があります。

 
仮に簿記の資格を持っていたとしても、経理で覚えるべき必要な実務経験がたくさんあります。

 
会計ソフトの使い方
経験者であれば、その会計ソフトを使った事がなくても、どのように使うか感覚でわかる事が多いです。

 
請求書の見方
請求書のどこを見ればいいのか?この取引はどの勘定科目を使用するのか?実務では勘定科目は簿記で習うよりも何倍も多くなります。

 
台帳の管理
固定資産台帳、有価証券台帳の管理

 
債権債務の管理
売掛金がきちんと回収されているか?支払いが正しく行われているか?他にもたくさんありますが、それを順序立てて説明する必要があります。

 
これらは経理を経験した場合「なぜそれをするのか?」を理解していると、どこの会社でもすぐに対応する事ができます

 
会社によってはマニュアル化されているので「マニュアルを読んでわからない内容を聞いて下さい」と言われます。そういった時は、調べてわからないことは、たくさん聞いて理解すべきです。

 
これらは、最初は誰もが未経験なので、どうすることもできません。「できること」と「やりたいこと」をアピールして、面接に挑みましょう!

資格がないと本当に経理をやりたいかわからない

経理で働きたい人の中に「デスクワークは楽そう」「しっかり休めそう」といった、魅力を感じている人がいます。

 
たしかに経理はオフィスの中で仕事をして、肉体的には楽かもしれません(別の辛さはありますが)。しかしそれは、経理をやりたい理由の「目的」ではなく「結果」です。

 
資格がない状態で、経理を応募してきた場合、仕事は「楽をしたい」という理由では続きません。「楽をしたい」理由が、やるべき仕事を終わらせて早く帰って、自分の目標に向かって頑張っている、などの「目標」があれば別ですよ。

 
何かやりたい「目標」があって、楽をしたいが「手段」であれば、きちんと成果を出すと期待できます。そうでなければ「本当に経理をしたい」という気持ちが大事です。資格があれば「本当に経理をしたい」という気持ちが伝わってきます。

 
ただ、「資格がないから、資格をとってから経理を目指そう」とはせずに、いきたい会社があれば応募をして「今勉強しています。6月の試験に申し込みます!」と意気込みを伝えれば、アピールできます。

 
それとあわせて「できること」と「やりたいこと」をアピールして、面接に挑みましょう!

経理に向いているか判断できない

あなたが経理をやりたいと感じて、実際に経理をしてみると「思ってたのと違うな…」と感じるかもしれません。そうなると、企業は「やりがいを感じてもらえそうな別部署」で働いてもらうか、面談をして対話を重ねて、次に取るべき行動を考えます。

 
最悪の状態は、あなたが「退職」をしてしまうことです…。そのような最悪の状況を避けるために、すでに経理を経験して、「経理を続ける事ができそうな人材」を採用したいと考えます。

 
しかし、一度やってみないと、それがやりたい事かを判断することはできません。その時に、本当に経理をやりたいと感じたのであれば、その道に進むことをおススメします。

 
「できること」と「やりたいこと」をアピールして、面接に挑みましょう!



経理の今後の働き方はどうなる?【テレワーク化が広がる】

経理業務は、紙の書類が多いのでテレワークが難しいと感じるかもしれません。

 
しかし、自社で完結できる書類はデータ化して、受け取る請求書もPDFでもらうか、AIのOCRの機能を使ってPDFにすると、データ化ができまます。

 
全てをデータ化することによって、会計ソフトにデータをインポートして、会計ソフトに登録されたしわけど、データを紐づけて、根拠資料とする事ができます。

 
経理業務はテレワークが出来ますが、現場で働いている人の反発があるので、テレワークが普及するのには時間がかかりそうです。

 
全国でテレワークの導入の割合は変わってきます。

テレワークの普及率

東京都庁が2020年度に実施したアンケートでは、5割の企業がテレワークを導入しました。もっと多いイメージですが、意外と普及してません。

索引:東京都庁

 
名古屋商工会議所が2020年度に実施したアンケートでは、最初の緊急非常事態では5割の企業がテレワークを実施しましたが、その後は3割の企業がテレワークを継続しました。

 
何事もなく、以前の仕事のやり方に戻りましたが、2度の緊急非常事態を考えると、企業も本気で仕事のやり方を考えるので、テレワークは今後も普及するでしょう。

索引:名古屋商工会議所

 
経理は、変化の対応が遅い職種です。それは、簿記では継続適用の考えがあるので、仕事の方法を変えることは、あまり好まないからです。

 
ただ、これだけの世の中の変化で、今までの仕事の仕方を継続するのは、他の企業と比べ魅力がなくなり、良い人材を採用できないので、変革の時だと思っています。



まとめ

いかがだったでしょうか?内容をまとめます。

 
企業が感じている「デメリット」を解決することは難しいです。それよりも、企業が感じている「メリット」をアピールする事が大事です。

 
誰もが最初は未経験です。わたしも未経験でした。

 
いまでは、日次業務〜連結決算業務まで経験をしました。それは、最初の一歩を踏み出したからです。

 
あなたがもし「未経験だから」と気負いしていたら、「まずは企業に応募することをおススメします!」

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