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【上場企業に転職できる?】連結業務と開示業務を経験してキャリアアップ【未経験から中途採用】

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【上場企業に転職できる?】連結業務と開示業務を経験してキャリアアップ【未経験から中途採用】

上場企業で働いてみたいけど、未経験でも大丈夫かな?キャリアアップしたいな。
考える人

 

連結決算業務はどんな事をするんだろう?グループ全体の動きを知る事ができるけど、自分でもそんな仕事ができるか不安だな。
考える人

 

かなえもん
わたしは上場企業が未経験で、上場企業の連結決算の担当になり、今では開示書類を作るスキルが身につきました。

上場企業の経理をする時に、未経験社が感じる不安と、どのようにしてスキルを身につけるかを解説しますね!

 

この記事の内容

  • 上場企業の業務の流れを解説
  • 連結決算未経験社が感じる不安を解決
  • 連結決算のやりがいを解説

単体決算を経験した人が次のステップアップとして「上場企業の連結決算を経験したい!」を目標にするのが多いです。連結決算は単体決算とは異なり「グループ全体で考えた時に正しい数値は何か?」を理解する必要があります。

 

なので「新しい事を覚える必要があるけど理解できるかな?」や「上場企業で働く人たちはレベルが高そう」といった不安を感じる事があります。この記事ではそんな不安を解決するために、次の2つを重点的に解説していきます。

 

この記事で解決できること

  • 上場企業の開示書類作成までの手順と内容が理解できる
  • 連結決算をする事で得られる「やりがい」と「スキル」がわかる

 

上場企業が日本にどのくらいあるか知っていますか?
2021年6月時点の上場企業数は3,768社です。年々企業数は増えています。

上企業数
引用:日本取引所グループ

 

上場企業をしていない会社でも連結決算をして開示している会社はありますが、連結決算をして開示する義務があるのは上場企業になります。

 

上場企業はコンプライアンスを遵守しており、パワハラなどのハラスメントが発覚した場合はニュースになりやすいので、部下を持つ人は働きやすい環境づくりを心がけています。

 

ギスギスした環境で働くのはやりがいも感じれないので、上場企業で働くのはいい経験になります。もちろん上場企業でもパワハラは発生しますが、従業員数で割合を計算すると少数になります。

 

それでは、わたしの経験をもとに詳しく解説していきますね!

 

この記事を書いた人

自分



1.連結決算の業務の流れ【5つに分類】

業務フロー

連結決算に関する業務で作成する書類は次の3つです。

①連結財務諸表の作成

②有価証券報告書の作成

③決算短信の作成

 

この中でも「連結財務諸表」の作成が連結決算の知識が必要になります。作成をした「連結財務諸表」を「有価証券報告書」と「決算短信」に載せて開示します。連結財務諸表は5つの重要な書類があります、全てが重要な書類です。

①連結貸借対照表

②連結損益計算書

③連結包括利益計算書

④連結株主資本等変動計算書

⑤連結キャッシュ・フロー計算書

 

決算ごとの業務にかかる時間は50社ほどの連結グループの場合は「子会社から数値を集めて、必要な仕訳を作成する連結財務諸表の作成」が8割くらいを占めています。子会社の数が少ないと連結の調整が少ないので、業務にかかる時間は少なくなりますよ。

 

この記事ではこれらの開示に関する書類を作成するために必要な業務を5つに分類しました。

連結数値に関する5つの業務

  • 事前に子会社の情報収集
  • 子会社から数値報告収集
  • 連結決算仕訳
  • 連結財務諸表作成
  • 開示資料作成

その過程で子会社から資料を集めたり、その集めた数値に調整を加えたりしますが、これがとても「大変」なんです。では解説をしていきますね!

1-1.事前に子会社の情報収集

子会社の数が多くなると、連結調整に必要な資料を事前に集める必要があります。

 

連結財務諸表が完成に近づいた時に「把握していない取引がある」と気づくと、遡って子会社に確認が必要になってしまいます。

 

特別損益が発生する取引は要注意
例えば、子会社間で有価証券の売買が行われていた場合などの特別損益で発生する取引が見落とされる事が多いです。

 

毎月発生する子会社間の営業取引の場合は報告がありますが、ほとんど発生しない取引は忘れがちになるので注意が必要です。

 

そのため、決算数値を報告する前に、子会社にグループ会社に対して「いつもと違う取引はありませんか?」「取締役会で特別なことが承認されましたか?」などを質問します。

1-2.子会社から数値報告収集

全てのグループ会社から必要な数値(BS・PL・主要科目の増減他)を入手して、グループ会社のルールになっているか確認します。子会社のルールでは正しくても、グループ全体で見ると正しくない場合があるんです。

 

たとえば、子会社では不動産収入を売上高としてるけど、グループのルールでは営業外に記載する場合があります。表示方法はいろいろ認められているので統一が必要なんですよ。

 

なので、調整が必要な子会社には、正しい数値になっているか確認して、「正しい個社数値」になっているか確認します。

1-3.連結決算仕訳

子会社の数値が確定した後に数値を合算して「グループ内取引」や「資本連結」の仕訳を登録する必要があります。

 

内部取引を例にする、親会社とグループ会社間で「売って買って売って買って」を繰り返すと利益は出なくても、売上と仕入が膨らんでいきます。そうなると、実態とはかけ離れますよね。

 

なので、親会社とグループ会社の取引は全て取り消して、連結財務諸表を作成します。

 

グループ間取引は、決算時に全て集計するのは時間がかかるので、毎月取引を集計して管理している会社が多いですよ!

1-4.連結財務諸表作成

子会社の数値と、連結仕訳を全て入力すると、連結財務諸表が完成します。ここができると、やっとひと段落つけます。

 

連結財務諸表が完成すると、経営陣は「予算は達成しているか?」といつも気にしているので、やっと報告ができる!

 

ただし、この後に監査法人の監査があります。事前に新しく発生した取引の処理を確認しておかないと、このタイミングで修正になるから注意が必要です。

1-5.開示資料作成

上場企業は、四半期毎に東証と財務局に開示資料の提出をします。年度末はここからも大変。

 

開示資料には主に「連結財務諸表」「経営者の意見」「株式の情報」「注記」があります。大企業は200ページを超える資料になるんですよ。全てを把握している人は少ないです。

 

開示資料を投資家と債権者がみて「去年よりもすごい利益が出ている!」と判断して、今後も成長が期待される場合は、1,000円→1,500円に株価が上昇したりします。悲しいことにその逆もありますよね。

 

ここまでで、かなり簡単に連結決算の流れを紹介してきました。つぎに、「連結決算未経験者の不安を解消」していきます!


2.連結決算未経験者の不安【5つに分類】

不安

転職をするのは、勇気が入りますよね。しかも未経験の場合だと、さらに勇気が入ります。

 

連結未経験社が感じる不安を5つにまとめました。「やりがい」に関しては重要なので【3.連結決算のやりがい】で詳しく解説します。

連結未経験者に関する5つの不安

  • どんな事をするんだろう?
  • どんな方法で仕訳を管理するんだろう?
  • 忙しいのかな?
  • 難しいのかな?
  • どんなやりいがあるのかな?

ここから、あなたが感じている不安を一つずつ解消していきましょう!

2-1.どんな業務をするんだろう?

やるべきことは、連結決算の業務の流れで解説した通り、たくさんあります!

 

最初は覚える事がいっぱいで、まずは連結決算覚える前に会社のルールを覚える必要があります。共有ファイルの権限、資料の保管場所、コピー用紙の場所も覚える必要があります。業務を覚える前にすぐ事がいっぱいです。

 

その後に、連結財務諸表を完成させるための役割分担を与えられることになります。役割は色々あります。

連結の役割分担

①投資と資本の相殺に関する資本連結に関する仕訳

②固定資産未実現の相殺に関する仕訳

③棚卸資産未実現の相殺に関する仕訳

④内部取引相殺消去に関する仕訳

⑤表示の相殺に関する仕訳

 

会社側の考えは「未経験でもあなたと一緒に働きたい」と思い採用しました。気持ちに応えて、わからないことは質問して、ちょっとずつ学んでいきましょう!

2-2.どんな方法で仕訳を管理しているんだろう?

会社の規模によりますが、小規模だとエクセルで管理して、中規模以上だと連結ソフトを使います。

連結仕訳の量は膨大です
連結仕訳は膨大な量になるので、会社数が多い会社はエクセルで管理するのはかなり困難です。例えるなら、会社の経理を会計ソフトを使わずにエクセルで管理しているようなものです。

 

会社の経理は税金計算が絡んでくるので、ほとんどの会社が会計ソフトを使っていますが、連結仕訳は税金に影響はしないので税務署に指摘されることはありません。

 

連結決算をする時に次の3つの要素があると難易度が上がります。

  • 頻繁にM&Aをしている
  • 100%支配していない会社がある
  • 海外子会社がある

 

連結仕訳の期末決算をまたぐ繰り越しは、未経験者は理解が難しいと思います。わたしは苦労しました。会計ソフトは翌期になると「仕訳」を繰り越さずに「試算表」を繰り越します。連結ソフトは「仕訳」を繰り越します。これがすごいわかりにくいんですよ。

 

「利益剰余金 xxx / 未払金 xxx 」みたいな感じで、仕訳に利益剰余金が出てきます

 

ここはたくさん仕訳を見て慣れるしかないので、経験あるのみです!

2-3.忙しいのかな?

これはどこの会社に対しても、不安に思いますよね...

 

上場会社は四半期(3ヶ月ごと)に決算を組む必要があります。期末決算に比べると、その他の決算はボリュームは少なくなりますが、上場していない会社に比べると作業量は多くなってしまうんです。

 

人員を正しく配置している会社は、毎月の作業量と決算期の作業量を調整しています。しかし「ベンチャー系やM&Aをしている会社は、変化が激しいので人員が足りていない」印象があります。

 

ただ、そういった会社で働くと「働いた分だけ知識となる」ので、興味があれば変化の激しい会社で働くことをオススメしますよ!

2-4.難しいのかな?

連結決算の難易度は会社によって変わってきます。

 

業務記述書で体系ができている会社は、それにそって手順を進めると理解しながら仕事ができますが、体系ができていない会社は自分の知識で解決しないといけません。とても難しいです。

 

これも、ベンチャー系やM&Aで会社が大きくなっていると体系ができていないことが多いので、難しく感じると思います。

 

ただ、このような会社で働くと、自分で業務記述書を作成する必要があるので、その論点の知識が深まります。そして、誰がみても理解できるように作らないといけないので、ライティングの知識が身につきますよ!

2-5.どんなやりがあるのかな?

やりがいはとても大事ですよね。

わたしが感じているやりがいはいつくかあるので、3つの項目に分けて解説していきますね!


3.連結決算のやりがい

達成感
それでは、3つのやりがいを解説します!

3-1.グループ全体の動きが確認できる

連結決算の作成はグループ全体の子社の数値を合算して、連結で必要な調整して完成します。

 

ということは、連結数値の完成までの流れを全て理解していると「個社では利益が出ているけど、ほとんどがグループ取引なのか」と気付く事があるんです。

 

さらに、100%子会社ではない場合、全てがグループの利益にならないので、事前の取引を確認して、グループが最大の利益になるように調整ができます。

 

また、関連会社株式を売却したときに「連結数値ではいくら利益がでるか」の問いかけには連結決算の知識がなければ、答えが出せません。

 

ここの問いかけに、すぐに答えが出せるようになると「成長したなー」と自分を褒める事ができます。

3-2.自分で作成した資料が公に開示される

わたしは「グループ全体の数値を作成し、それを開示する達成感!」に一番やりがいを感じています。

 

TDNETやEDINETで検索すると、自分達で作成した資料を多くの人に見てもらうことができるので、なんだか嬉しくなります。
edinet

 

こういった経験は、他の業種では経験する事が難しいので「やってよかったー!!」といつも思っています!

3-3.専門的な知識を持てる

連結財務諸表が完成すると、監査で監査法人に説明をして、それを承認してもらう必要があります。

 

会計のプロと話して知識が深まるので、いい経験になりますよ。わたしもいろんな監査法人と話をして知識を深める事ができました。

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これまでで紹介した知識は、限られた人しか関わる事ができません。そこで得た知識は、どの会社でも通用しますよ!



4.連結決算業務のまとめ!

要約

ここで、おさらいをします!

連結決算の5つの業務を復習

  • 事前に子会社の情報収集
  • 子会社から数値報告収集
  • 連結決算仕訳
  • 連結財務諸表作成
  • 開示資料作成

連結決算未経験者の4つ不安を解決

  • 連結業務は量が多いけどやりがいがある
  • 連結仕訳の管理はソフトを使う
  • 3ヶ月後のなので業務量は多い
  • 業務フローから構築するのは大変

連結決算未経験者の3つやりがい

  • グループ全体の動きが確認できて面白い
  • 自分で作成した資料が公に開示される
  • 専門的な知識を持てる

連結決算業務は、連結子会社側で作成する機会はありますが、連結親会社側で作成する機会は少ないです。

 

わたしは、連結決算の基礎的な知識で上場会社に入社をして、5年間で連結仕訳と連結財務諸表の作成の全工程を経験しました。

 

経験して感じたことは、入社時は「上場企業の連結を1人で作成できるようになる!」と根拠のない自信で頑張ってきました。

 

そして、それが実現しました!目標が実現することは、とても充実感があります!

 

未経験でも大丈夫!ぜひ、あなたもチャレンジして下さい!

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