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【経理のスキルアップ!】未経験でIFRS関連企業に転職はできるか?ベテラン経理が詳しく解説【今がチャンス!】

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【経理のスキルアップ!】未経験でIFRS関連企業に転職はできるか?ベテラン経理が詳しく解説【今がチャンス!】

IFRSを適用している会社が増えてきているから興味がある
考える人

 

上場企業の経験があるけど、IFRSの知識は身につけていないな...上場企業の経験でIFRS適用会社で働けるかな?
考える人

 

かなえもん
その問いに回答すると・・・「転職の時にIFRS開示の経験がある人の方が少ないので安心してください!」

その理由を、ベテラン経理の目線で解説しますね。

 

この記事の内容

  • IFRS適用企業で働くために特別な経験は必要か?
  • 上場企業の経験は必要か?
  • 今後のIFRS適用企業の状況は?

この記事ではIFRS適用企業に興味があるけど、未経験で不安に感じている人に向けて書いています。

 

近年は新規上場をIFRS基準で準備している会社があります。IFRS基準で開示している会社は単体決算はかなりの少数なので、ほとんどの企業が連結決算をしています。

 

後で解説しますが、米国基準で掲示している会社でIFRS基準の開示に変更している会社もあるんです。これからもIFRS基準の会社は増えていくと予想されていますよ!

 

今が経験するチャンスです

未経験でIFRS導入企業やIFRS導入準備企業に転職することを考えている人は多いです。

 

しかし「IFRS未経験で転職できるかな?」「また勉強するのはしんどいな」と考えてしまい躊躇するかもしれません。しかし、IFRSを経験することで間違いなく市場価値があがり年収も増える可能性が高いです。

 

私の経験を解説するので参考にしてチャレンジをしてくださいね!この記事を読めば、こんな事が解決できます。

 

この記事で解決できること

  • IFRS適用企業で働くためには特別な経験は不要
  • 上場企業の経験は不要
  • 今後のIFRS適用企業の状況が理解できる

読み終わった後は、IFRS適用会社で働く一歩を踏み出せます!最後まで読んで下さい!

 

この記事を書いた人

✅ 経理経験は15年

✅ IFRSプロジェクト成功

✅ 上場企業の連結決算担当

✅ 働き方に関するBlog発信

✅ 簿記に関するBlog発信

 

現在は上場企業でIFRSの連結業務を担当しています。今まで約10社の会社経理を担当して、多い時は同じ時期に6社の経理を担当しました。

 

経験した業務

  • 日次業務
  • 月次業務
  • 決算業務
  • 税務申告書作成
  • 連結決算業務
  • 開示業務
  • 資金繰り
  • 送金データ作成
  • 稟議書確認

他にもたくさん経験をしました。どんな会社で働いても、経験から成果が出せる自信があります。

 

そんな私はIFRSに関する知識がない状態で、IFRSの開示を準備している会社に転職をしました。最初は周りに迷惑をかけないかとても心配で、必死で頑張りましたが失敗の連続でした。

 

それでも諦めずに、プレッシャーとストレスを感じながら前向きにIFRSに関する知識を身につけました。そうする事で開示をする頃にはIFRSに関する知識だけでなく、どのように子会社から情報を収集するのが最適化を理解できたんです。

 

わたしが担当した主な業務を紹介しますね。

 

担当した主な業務

  • 日本基準とIFRS基準の差異の確認
  • 注記をどのように開示するか検討
  • 連結決算ソフトを使ってデータの移行作業(STRAVIS)
  • IFRSに対応した連結パッケージの作成(STRAVIS)

 

IFRSはボリュームが多いので、全ての項目に対して、関わることは出来ませんでしたが、検討事項は全て目を通しました。

 

わたしはIFRS未経験でIFRS適用準備会社に転職をする事ができました。その時は「IFRSの知識がないのに、なぜ自分が採用されたんだろう?」と疑問でした。後で聞いた話では、IFRSの開示経験がある人はとても少なく、連結の知識があれば採用できる可能性が高いからだったんです。

 

IFRSの学習方についてまとめた記事があります。学習方法に悩んでいる人はぜひ読んで下さいね。




1.IFRS関連企業で働くには特別な経験は不要【3つの方法で理解】

IFRS
IFRS関連企業で働くには特別な経験は不要です。私はIFRS未経験でIFRS準備会社に転職しました。

 

「他の人はIFRSについて理解しているんだろうな…」「今から追いつけるかな…」

 

そんな不安の毎日でしたが、わたしが知識をつけるために試した方法を解説します。

 

知識を身につける3つの方法

  • 監査法人に聞く
  • 外部のコンテンツを活用する
  • 書籍がたくさんある

 

わたしはこの3つの方法でIFRS開示に必要な知識を身につけました。それぞれ解説をしますね!

1-1.監査法人に聞く

どのような状況でも監査法人と協力してIFRSの開示に向けて準備をします。なので「わからない論点は質問してみよう!」となります。

 

しかし、大手監査法人とそれ以外の監査法人ではIFRSに対する理解が異なるので注意が必要です。大手監査法人それ以外の監査法人メリットデメリットを紹介します。

 

大手監査法人を使うメリット

  • 監査法人内はIFRSに特化したチームが存在する
  • 担当をしている会計士で判断できない場合は、監査法人内で意見を聞いて適切な答えを導き出してくれる
  • IFRS特有の論点を事前に教えてもらって、社内でどのように集計をしていくかを余裕を持って調査できる

 

大手監査法人を使うデメリット
なし

 

それ以外の監査法人を使うメリット

  • 自分で原文を読む必要があるので読解力が身につく
  • 監査法人に説明できるように理論武装をする必要があるので知識が身につく
  • 他社事例にない注記方法を柔軟に作成できることがある

 

それ以外の監査法人を使うデメリット

  • 担当している監査法人にとって初めての業種の場合、その業種特有の論点を逃してしまう可能性がある
  • 監査法人が正しい論点を理解しておらず誤った開示がされてしまう可能性がある
  • 自分で積極的に調べる必要があるので時間がかかる

 

私の経験では大手監査法人と協力できれば精度の高いIFRSの知識が身につきます。他の分野でも同じですが、その知識に精通した人と話すことはとても貴重な経験です!

 

その他の監査法人ではIFRSに関する知識が不足していることが多く、論点が固まった後に再度検証などの工数が発生することがあります。その時は落ち込んでしまいます…精度は自分の努力でカバーが必要になります。

 

多くの人は通常業務とIFRSプロジェクトを担当することになると思います。そいう行った時は、手直し時間はできるだけ減らす必要があるので、可能であれば大手監査法人と協力できるのがベストです。

 

ここは面接の時に質問するのが良いと思います!また、日本基準からIFRS基準に移行する場合は、関係会社が多い場合はパッケージの更新も必要になるのでさらに工数が必要となります。

 

IFRSのプロジェクトを完成することがとても大変なことです…でも、私はIFRS開示のメンバーとして開示することができて経験と自信がつきました。ほんとうに「つらかったけど、やっててよかったー」と思います。

 

みなさんにもぜひ経験していただきたいです!

1-2.外部のコンテンツを活用する

知識をつけるために外部のコンテンツを利用することができます。

 

私は知識をつけたり注記を完成させるために外部セミナーや様々な研究部やアウトソーシングを利用しました。それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

 

外部セミナーに参加するメリット

  • IFRSの全体像やトレンドの論点は大手監査法人が無料セミナーを実施している
  • 質問の時間に自社の課題のアドバイスをもらえる

 

外部セミナーに参加するデメリット

  • 質問をした場合アドバイスはもらえるが、答えは担当している監査法人に確認してくださいと言われる

 

研究部サイトやアウトソーシングを利用するメリット

  • 多くの会社がIFRS特有の論点を押さえるために有料のサイトを利用してる(IFRS研究部など)
  • 研究部はIFRS開示実績の他社事例が条文ごとにまとめられており、注記を作る際にとても参考になる。
  • アウトソーシングの場合はIFRS専門の会計士から注記の相談ができる

 

研究部サイトやアウトソーシングを利用するデメリット

  • アドバイスはもらえるが、答えはもらえない

 

私は外部のセミナーに参加したことがありますが、主に研究部サイトを利用しました。研究部サイトとは有料になりますが、IFRSの他社事例の注記を条文ごとに確認ができます。

 

注記を作成する時に、条文を検索すると他社事例の中でピンポイントで紐付けができます。他社事例の注記の紐付けは、かなり参考になりました!

 

大手監査法人でなく注記の記載事項に不安がある場合は、注記の記載をアウトソーシングする方法もあります。注記自体は自社で作成する必要がありますが、記載方法のアドバイスをもらえて考える時間を短縮できます。

1-3.書籍がたくさんある

収益認識、リース会計といったIFRS特有の論点については書籍がたくさん出版されています。

 

書籍を購入するメリット

  • じっくり読み込みたい場合は書籍を購入して理解できる
  • 大手監査法人の書籍は論点がまとまっており理解しやすい

 

書籍を購入するデメリット

  • 読み込む必要があるので時間がかかる

 

書籍に関してはIFRS特有ではなく、様々な論点を理解する際に利用します。自分のペースで学習ができて、マーカーや付箋をして論点整理がしやすいので利用しました。

 

ただ、自社の事例に当てはめることが難しいことがあったので、監査法人と確認が必要になります。

 

わたしがIFRS開示の時に参考にした書籍を紹介します。

あずさ監査法人編集の書籍で、上場企業の経理を経験した人は内容が理解できると思います。それぞれの論点が詳しく記載されていて、理解するには十分な内容でした。


2.未経験の人も多いので経験は不要です

未経験
未経験でも問題ありません。最初は誰でも未経験です。

 

私がプロジェクトに参加をした時はIFRSの知識だけでなく連結に関する知識も不足していました。毎日「他の人についていけるかな…」「論点を正しく理解できているかな…」そんな不安な毎日を送っていました。それでも前向きにプロジェクトに参加していたので少しずつ知識を定着することができました。

 

未経験の業務をすることはとても不安なことですが、みんな同じ不安をかかえているので自分の現状を他のメンバーに話してみましょう。

 

難しいことに挑戦をしているので、誰もがうまく理解できず悩んでいます。一人で悩むのはやめましょう!


3.今後のIFRSの状況【適用企業は増加している】

IFRSの今後
IFRS適用会社は年々増加しています。新規上場をIFRS基準としている企業もあります。当初は2015年〜2016年に強制適用と言われていました。

 

しかし、東日本大震災による経済・産業界への影響が大きく、この時期での強制適用は見送られました。強制適用についての動きは止まっている状況です。

 

2021年5月のIFRS適用済・適用決定会社数

IFRS適用済会社数 220社
IFRS適用決定会社数 12社
合計 232社

 

今後も増えていくと予想されるので、早い時期に経験すると今後の転職の幅が広がります。


4.「IFRS関連企業で働けるか?」のまとめ

まとめ
ここまで読んだ方は、もしかすると「興味はあるけど、また勉強するのがわずわらしいな・・・」と思っているかもしれません。

 

しかし、今後のIFRSの状況は適用する企業が増えています。

 

今後も経理に関する仕事がしたい方は必須となってきますので思い切ってチャレンジをしてみましょう!私も苦労しましたが、今まで経理をしてきた方は真面目な方が多いので、徐々に理解できます。

 

繰り返しですが未経験でも問題ありません。私は経理キャリアを積むためにIFRS関連企業で働くことをお勧めします。

 

IFRSの勉強方法に興味がある人は、IFRS検定についてまとめた記事があります。この記事はIFRS検定の出題内容や学習方法をまとめているので是非読んでください!

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