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【必見】キャリアアップのためのキャリアプランを立てる【キャリアパスとの違いも理解】

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この記事を書いた人

ぷらいむ
わたしは上場企業で、開示関係の仕事をしています。

わたしのキャリアプランを解説しますね

 

この記事で解決できること

  • キャリアプランの意義が分かる
  • キャリアプランを明確にできる

 

「すぐにキャリアプランを成功させる方法が知りたい!」という方は、「キャリアプランを成功させる方法」へ進んでください!

 



キャリアに関する言葉の意味を知る

キャリアとは

ぷらいむ
最初は『目標』について考えてみましょう

 

自分の目標を立てる時に『キャリアプランを立てる』『キャリアアップする』と、考えた事はありますか?

 

似ている言葉なので、無意識で使っている人が多いですが、それぞれに言葉の定義があります。

 

キャリアプランについて解説をする前に、次の4つの言葉の定義を解説しますね。

 

キャリアとは

まずは「キャリア」という言葉の定義を解説します。

キャリア【career】

(職業・生涯の)経歴。「―を積む」

専門的技能を要する職業についていること。

③国家公務員試験Ⅰ種(上級甲)合格者で、本庁に採用されている者の俗称。「―組」

引用元:広辞苑

 

キャリアは専門的技能が必要な職業で経歴があり、その職業で働いているという事です。

 

誰もが働いている今の仕事で経歴を積めば、キャリアを積んだ事になります。なので、どんな仕事をしている人でも、キャリアを形成する事が出来ますよ!

 

キャリアアップとは

キャリアアップとは次の2つの言葉を指します。

  1. 専門的知識や能力を身に付ける
  2. 責任の範囲が広がる

 

専門的知識や能力を身に付ける

専門的知識や能力を身に着ける場面は多数あります。現在の仕事から新しい仕事をします。

  • 経理担当者の業務が日次的な業務⇒月次業務へ変更
  • エンジニアが下流工程⇒上流工程の仕事をする

 

今までの経験を活かしてさらに難しい仕事をするイメージですね。

 

責任の範囲が広がる

責任の範囲が広がると、今までの経験だけでは対応できなくなります。

 

必要な知識が増える

例えば担当者から責任者になると『専門的知識』だけなく『マネジメント』の知識が必要になる

 

この場合は『責任者から役員になる』『役員から代表取締役になる』なども同様です。権限が広がると共に責任の範囲が広がりまよ!

 

今までとは違う知識と経験が必要になるので、キャリアアップが必要になるんです。

 

キャリアプランとは

キャリアプランは自分自身の将来像を想像して、どのように目指すかを具体的な目標を立てる事です。

 

立てた目標を実現するために『どんなスキルや手段が必要か?』を洗い出して、ゴールから逆算をして計画を立てます。

 

ゴールまでの計画

ゴールまでの計画がキャリアプラン【キャリアパス含む】

 

厳密に定義するとキャリアプランとキャリアパスの関係は異なります。

  • キャリアプランゴール
  • キャリアパスゴールまでの道筋

 

まずは、ゴールとなるキャリアプランを計画してから、計画を実現するために必要な道筋であるキャリアパスを考えます。

 

キャリアプランとキャリアパスの例

例えば「上場企業の管理部門で連結決算の業務に関わりたい」と設定します。

 

この場合の『キャリアプラン』『キャリアパス』を設定します。

キャリアプラン:未経験から上場企業で連結決算の業務に関わる

キャリアパス①:簿記の知識を学習する

キャリアパス②:経理に配属して税金を除く財務諸表を作成する

キャリアパス③:税金の学習をする

キャリアパス④:財務諸表を一人で作成する

キャリアパス⑤:連結決算の学習をする

キャリアパス⑥:連結決算業務を担当する

 

ゴールである『キャリアプラン』はイメージしやすいですが、その過程であるキャリアパス』はイメージが難しいですね。

 

スキルアップとは

スキルとは訓練や学習などで身に着けた能力です。スキルアップは現在のスキルだけではなく新しいスキルを身に着ける事です。

 

キャリアアップに似ていますがスキルアップとは異なります。

  • キャリアアップ知識を得ることでキャリアに直接関連する
  • スキルアップ知識を得ることでキャリアに直接関連しない

 

仕事においては、業務に関連する知識を身に着けることが多いので『スキルアップ<キャリアアップ』になりますよ。

 



キャリアプランを作るメリット

キャリアプランのメリット

ぷらいむ
キャリアプランを作成すると、先行きが予測しにくい将来に目標を立てる事ができますよ

 

目標がなく新しい事が始めるよりも、明確な目標があって新しい事を始める方が長く続ける事が出来ます。

 

明確な目標が必要

何となく英会話を始めたり、何となくトレーニングジムに通っても『長続きしない』

 

最初に「キャリアプランは不要か?」について解説をして、次にメリットを解説していきますね。

 

キャリアプランは不要か?

「時代の変化が激しい現代では、キャリアプランは不要」という意見もあります。

 

しかしそれは、時代の変化に順応できる人の意見で、多くの人は時代の変化を感じ取って、柔軟に対応することは困難です。

 

なので、想定外が起こっても臨機応変に対応できるように、キャリアプランを立てておくことはとても重要ですよ。

 

わたしのキャリアプランは段階があって、第1段階は「経理に関する知識と経験を活かして、経理の働き方をサポートする。達成はブログのPV10万」です

 

仕事と関係が無いと感じれますが、最終段階では生計を立てるキャリアプランです。少しずつではありますが、キャリアプラン達成に近づいていますよ!

 

キャリアプランがあると行動が明確になる

突然「あなたのキャリアプランを教えて下さい」と言われて、瞬時に回答できる人は少ないです。

 

面接対策で用意しますが、日常生活ではあまり意識しないですよね。

 

ここでは「キャリアプラン」=「将来何がしたいか?」とします

 

キャリアプランは考えるだけでは忘れてしまう

頭の中でキャリアプランを考えても、時間の経過で忘れてしまいます。

 

場合によっては、数分後に忘れることもあります。

 

あなたが考えたキャリアプランを、頭の中でイメージするだけでなく、文章としてまとめましょう!

 

なぜ文章としてまとめるのか?

「頭の中で考える」「文章にする」は明確な違いがあります。

 

文章としてアウトプットして、アウトプットした文章をインプットすると、記憶として定着するんです

 

わたしのキャリアプランは、スマホの待ち受けにしています。

 

毎日見てモチベーションを上げて、目標に少しずつ近づいていますよ。

 

キャリアプランを設定すると、次はどのように達成するかが重要になります。

 

どんな行動をするか明確になる

キャリアプランが明確になると「キャリアプランを達成するために何をすべきか?」を考えます。

 

目標を達成するためには、必ず有益な手段が必要になります

 

手段を決める事で、キャリアプラン達成に必要な知識が理解できて、日常生活がガラリと変わりますよ。

 

日々の発見がある日常生活は、意識しないと変える事が困難で、意識しないと何もない毎日を過ごしてしまいます。

 

何もない毎日を過ごすのはもったいないです。キャリアプランの達成に必要な手段のために時間を使いましょう!

 

日常生活が変化する

目標を決めて、達成するための手段を決めると、日常生活で意識が変わります。

 

例えば「料理に詳しくなりたい!」を目標にします。

 

料理に詳しくなりたい!を目標にする

 「料理に詳しくなる」を目標にすると

  • スーパーにこだわりを持つ
  • 食材にこだわりを持つ
  • 調味料にこだわりを持つ
  • 食器にこだわりを持つ
  • 健康にこだわりを持つ

 

他にもこだわりを持ち、日常生活でこだわりのあるものが増えると、それについて深く知りたくなります。

 

今までコンビニで食事をしていたのが、スーパーに行くだけでも大きな日常生活の変化です。

 

日常生活を変化させよう

生活をする中で、新しい発見はたくさんあります。

 

しかし、意識をしないまま生活をしていると、その発見に気づく事が出来ません。

 

わたしはキャリアプランを明確にした後は、生活の中で発見が多くなりました。

 

 Googleの検索結果のサイトへの意識

従来:知りたい内容だけ見ていた

現在:なぜ評価されてるのか意識するようになった。

結果:言葉の使い方、接続詞、見出し文などの使い方を理解

 

 SNSの価値観の変化

従来:TwitterやInstagramは興味がなかった

現在:SNSを使って発信をした

結果:なぜTwitterやInstagramが使われるかを理解

 

これらの結果は、わたしがキャリアプランを立てなければ意識しませんでした。

 

キャリアプランを立てなければ、想像できない行動です。

 



キャリアプランを明確にする

キャリアプランを明確にする

ぷらいむ
キャリアアップに関する説明と達成するメリットを解説しました。

メリットが理解できたら、キャリアプランを立てましょう!

 

キャリアプランを立てる時は、次の2点を意識する事が重要です。

  1. 専門的なキャリアプランを立てる
  2. キャリアプランは変更する可能性がある

 

 

専門的なキャリアプランを立てる

専門的なキャリアプランを立てる事はとても重要です。

 

専門的でないキャリアプランは、経験として得られることが少ないので、避けた方が良いです。

 

例えば、長時間の単純作業が発生する工場内の作業などの、考える余地のない単純作業です。

 

考える余地がないという事は、知識を身に付けるタイミングがないからです。

 

キャリアプランは変更する可能性がある

キャリアプランは最初に決めたら、最後までやりきることは重要です。

 

しかし、場合によっては変更する勇気が必要です!

 

それは、場合によってはキャリアプランが現実的ではない」と判明するからです。

 

キャリアプランは高く設定することが多いです。しかし挑戦していく中で、キャリアプランが現実離れしている事に気づく事があります。

 

そんな時は、勇気をもってあなたが考え抜いたキャリアプランを、変更する勇気を持ちましょう!

 

現実離れしたキャリアプランは、あなたを追い詰めるかもしれませんよ。

 

次にキャリアプランの作り方を解説します。

 



キャリアプランの作り方

キャリアプランの作り方

ぷらいむ
キャリアプランを作る時はあなたが『今までどんな経験をしたか』『今後どんなことがしたいか』を分析します。

 

キャリアプランを作るときは、次の4つの順序で考えましょう。

  1. 過去を思い返す
  2. どんなことに挑戦するか考える
  3. キャリアパスを考える
  4. 期間を設定する

 

厚生労働省でキャリアに関する相談をキャリア形成支援室』でする事が出来ます。

キャリアについて専門家に相談したい場合厚生労働省穂ホームページまでアクセスして下さい。

 

過去を思い返す

まずはあなたの過去を思い出しましょう。

 

具体的には次の2つです。

①どんなことに興味をもったか

②どんなことで喜びを感じたか

これらを思い出すのです。

 

あなたが今後どんなことで「達成感」と「やりがい」を感じるかを分析するためです。

 

なぜ『達成感と、やりがいが重要か?』は、感情が大きく動くからです。

 

人は感情が大きく動く場面が大好きなんです。

 

どんなことに挑戦するか考える

次にあなたの『経験』『知識』で、どんな事に挑戦が出来そうかを考えます。

 

そのあとに「理想のあなた」を想像しましょう。想像した「理想をあなた」をキャリアプランに出来るか分析します。

 

経理のキャリアプランを例にします。

現在の経験:大学で会計を専攻

想像する理想:上場企業の経理

「想像する理想」へは、達成する道筋を立てれそうです。

 

あなたの現在とキャリアプランのギャップを見つけて、ギャップを解消できそうであればキャリアプランの決定です。

 

忘れないように、キャリアプランをメモ帳か何かに記載しましょう。

 

キャリアパスを考える

あとは、キャリアプラン達成に必要なキャリアパスを考えていきます。

 

キャリアパスの解説はこちら』です。キャリアパスはできるだけ細分化しましょう。

 

キャリアパスを細分化することによって、キャリアパスを一個づつクリアする事が出来ます。

 

学校のテストでも普段60点の人が、いきなり100点を目指すのは難しいですよね

①70点を目指す勉強

②80点を目指す勉強

③90点を目指す勉強

④100点を目指す勉強

少しずつ成長している事を実感するのは大事なんです。

 

キャリアプラン達成までの道のりが、順調に進んでいる事がわかるからです。

 

期間を設定する

最後に、キャリアプラン達成の期間を設定しましょう。

 

キャリアプランの期間は1年から2年くらいが良いです。

 

一つのキャリアプランを何年間もかけてるのは、途中で挫折してしまう可能性が高いからです。

 

途中でキャリアプランを変更する事も可能です。しかし、変更しない方が自信にもつながる事は事実です。

 

どんな人でも「5年後にどんなものが流行して」「どんなのもが廃れているか」予想できません。

 

変化に対応できるように、長すぎない期間が良いですね。

 

キャリアプランの設定例

ここで、キャリアプランの設定例を解説します。

 

先ほど解説した中の「一部上場企業で経理をする」としました。こちらを使います。

現在の経験:大学で会計を専攻

想像する理想:上場企業の経理

 

目標設定者は、社会人2年目の営業担当者とします。

 

過去を思い返す:大学で会計を専攻

過去の経験から「どんなことで興味をもって、喜びを感じたか?」を思い出します。

 

設定者が大学で経験した内容です。

①大学で会計を専攻した時に、企業訪問の機会があった

②そこで経営者の人と話す機会があった

経営をするには会計の知識が必要と教えてもらった

④経営者の人と、数字の分析が経営にどのように影響するか教えてもらった

⑤その経験が、大学生活で一番印象に残っている

 

設定者は経営者と話す事が、一番印象に残っていました。

 

どんなことに挑戦するか考える:上場企業の経理

過去の経験を分析した後は、どんなことに挑戦するかを考えます。

 

設定者は、このようなことを考えました。

上場企業の経理をして、上場企業がどんな経営をしているか分析したい!

 

そのように考えたのは、大学時代に経営者と話した経験からです。

 

次にこのキャリアプランが設定者の経験で実現可能か分析します。

 

キャリアパスを考える:5つの工程

上場企業で経理をするためには、新卒で入社するか、経理の経験を活かして転職するかです。

 

設定者は新卒で入社は出来ないので『経理の経験を活かす』をキャリアパスとします。

 

キャリアプラン達成のために、必要なキャリアパスを考えました。

①転職活動をする

②経理として転職をする

※③1人で財務諸表を作成できる状態にする

※③専門的な経理処理を身に付ける

④転職活動をする

⑤上場企業の経理に転職

簡潔にまとめたので、それぞれが可能か分析します。

 

①と④の『転職活動をする』は可能です

 

『②経理として転職をする』は大卒2年目であれば、未経験でも可能です。

 

『③1人で財務諸表を作成できる状態にする』はとてもハードです。広く深く経験する事は難しいので、広く浅く経験するとします。

 

もう一つの選択肢で『③専門的な経理処理を身に付ける』があります。

 

海外取引や税金関係は奥が深いので、多くの企業が経験しない取引を理解していると、転職の際に強みになります。

 

現実的には『③専門的な経理処理を身に付ける』の方が経験しやすいので、こちらをキャリアパスにします。

 

『⑤上場企業の経理に転職』は『③専門的な経理処理を身に付ける』の経験すれば、転職の出来る可能性は高いです。

 

このキャリアパスで、上場企業への転職であるキャリアプランを実現させます。

①転職活動をする

②経理として転職をする

③専門的な経理処理を身に付ける

④転職活動をする

⑤上場企業の経理に転職

 

期間を設定する:2年間

キャリアパスが決まると、次は期間の設定です。

 

経理業務の知識は、1年で1周するイメージです。なので1年間経理をすると、経理の流れは理解できます。

 

キャリアパスに、期間を割り振りました。

①3ヶ月:転職活動をする

②0ヶ月:経理として転職をする

③12ヶ月:専門的な経理処理を身に付ける

④3ヶ月:転職活動をする

⑤0ヶ月:上場企業の経理に転職

 

『③専門的な経理処理を身に付ける』は重要なので多めに割り振っています。

 

これは現実的なキャリアプランです。20代中旬という若さも可能性を高めていますね!

 



キャリアプンを成功させる方法

キャリアプランのまとめ

ぷらいむ
ここまでで、キャリアプランの作り方を解説しました。最後にまとめますね。

 

重要なのは、なぜキャリアプランを成功させたいかです。

 

一時の感情で「これをやりたいな」と考えた場合は、しばらくすると「なぜやりたいと思ったか」を忘れてしまいます。

 

「お金持ちになりたい」と思った人が、途中で挫折するのに似ています

 

「何故お金持ちになりたいと思ったか?」をしっかりと覚えていると、挫折することなく続ける事が出来ます。

 

それは、目標に向かって一歩踏み出した時の気持ちを覚えていると、進み続ける事が出来るからです。

 

わたしのキャリアプランは「経理に関する知識と経験を活かして、経理の働き方をサポートする。達成はブログのPV10万」です

 

これを決めた時は子供が生まれた時に考えました。仕事を失っても生活できる能力が欲しと感じたからです。

 

このきっかけは忘れることはありません。

 

あなたも、キャリアプランを立てた時に「なぜこれに決めたのか?」を意識し続けれると、キャリアプランを達成する事が出来ますよ。

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