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その経験から面接の回答例を解説しますね
わたしは経理経験15年の中で何十回と面接官として求職者とお話をしました。
経理は「会計の知識」や「税務の知識」など、求職者がどの程度の知識があるか判断する事が出来ますよ。
さらに面接の場面では求職者が経理に適切かを判断するために様々な意図で質問をします。
この記事では『経理面接での会社側の意図と回答例』を詳しく解説しますね。
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経理の転職でベストのタイミングとは?

よく『経理の転職でベストのタイミグはありますか?』と聞かれます。
目標や会社の規模によって異なるので『これがベストのタイミング』はありません。
しかし、転職のタイミングを考えるの事は、現状の仕事に『不安』か『不満』があり、それを解消したい状態です。
まずは現状の仕事の『不安』と『不満』を見つけて、それが解消できない時は転職をしましょう。
転職を考える2つの原因
この2つの原因を強く感じるようになった時が、転職をするタイミングです。それぞれを解説しますね。
転職時期①:仕事がつまらないと感じる
仕事を『つまらない』と感じる原因は様々です。
つまらない仕事は、次の2つに分類できます。
- 全職種で共通する原因
- 経理に特化して感じる原因
さらに『つまらない』と感じる原因を分解していきますね。
合計で9つの原因を列挙しました。現状に不満がない人は少ないので、あなたもどれかに当てはまると思います。
『現状の不満<現状の仕事のやりがい』の場合は転職は避けて下さい。
※『仕事がつまらないと感じる理由を詳しく知りたい!』という方は、以下記事で読んで下さいね。
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【経理を辞めたい】経理の仕事をつまらないと感じているあなたへ【つらいと感じたら考え直す】
続きを見る
転職時期②:社内の上司と相性が悪い
転職理由で最も多い理由が『人間関係』です。
特に経理の場合は、テレワークが普及していますがオフィスで働いている場合は、上司と毎日顔を合わせます。
上司と相性が悪い場合は、仕事へのモチベーションが上がらなくて、正しい評価をしてもらえません。
『上司と相性が悪いと感じる原因』は3つあります。
会社で働いている以上、上司を選ぶことは難しいですよね。
もしあなたが、会社の上司と相性が悪く、改善の余地がない場合は転職が必要になります。
経理の転職考えている人は『経理に強い転職エージェント』に進んでください。
※『ヤバい会社の実態を詳しく知りたい!』という方は、以下記事で読んで下さいね。
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【ヤバい会社から転職する?】仕事が合わないなら辞めるべき!ベテラン経理がその理由を解説
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経理の面接で見られるポイントは?

ここから「経理の採用面接で見られるポイント」を解説しますね。
内定が出るまでの面接は、3回のパターンが多いです。
- 人事面接(1次面接)
- 経理面接(2次面接)
- 役員面接(3次面接)
応募者の本音を知るために、役割を分担して面接をします。
なので、それぞれの面接ではどこのポイントを重視してるかを理解する必要があります。
それでは、それぞれの面接のポイントを解説しますね。
ポイント①:人事面接
人事面接は『1次面接』として実施される場合が多いです。
人事面接の特徴は、応募者の人柄を確認します。確認する主な事項を列挙しますね。
- 初対面の相手とスムーズに会話が出来るか?
- 時間にルーズではないか?
- 誠実な勤務姿勢であるか?
- 業務に支障なく通勤できるか?
- 興味先行の応募でではないか?
- 職場に何を期待しているか?
- 応募条件に合致しているか?
- 書類の志望動機・退職理由は本音か?
- 仕事内容や勤務条件に納得しているか?
面接では、これらの事項を一つ一つ質問するのではなく、言葉を変えて質問されます。
例えば面接官が「応募者は誠実な勤務姿勢であるか?」を知りたい場合を考えてみます。
誠実な勤務姿勢を確認したい場合
その場合、面接官は何気なく「今日は仕事を休まれたのですか?」と質問をします。
経理は休みにくい時期があります。その時期に面接に来たという事は『現職の仕事<面接』という事です。
しかし、仮に一緒に働くと考えると、別の用事があると仕事を後回しにされると印象をつけられてしまいます。
ポイント②:経理面接
経理面接は『2次面接』として実施される場合が多いです。
経理面接の特徴は『その人に求めている経験とスキルが満たしているか?』確認します。
経理面接で確認する主な事項を列挙しますね。
- 実務に使えるスキル・経験があるか?
- 他のメンバーとうまくやれそうか?
- 目標達成への意欲や工夫があるか?
- どんな仕事がしたいか?
- メンタルは弱くないか?
経理面接では、結果次第では一緒に働く事になります。
例えば『法人税申告書の作成経験があります』の経験を知りたい場合を考えてみましょう。
法人税申告書の作成経験を知りたい場合
法人税の申告書は、中小企業では会計と税務でほとんど差異がないので、コツをつかめば作成が出来ます。
しかし大企業の法人税の申告書の場合は、会計と税務で減損損失や引当金のなどの差異があるので、税務の知識が必要になります。
疑っているわけではなく、あくまでも書かれている事の事実確認ですよ。
現在のメンバーとの関係を確認
あとは、現在働いているメンバーとストレスなく仕事が出来るかを判断します。
経理の仕事は、会話をして解決をするよりも、既存のルールに従って仕事をする場合が多いです。
なので、メンバー同士でコミュニケーション不足に陥ることがあるんです。応募者の経験と能力と同じくらいに、他のメンバーと働く事が出来るかを重視しています。
ポイント③:役員面接
役員面接は『3次面接』として実施される場合が多いです。
役員面接の特徴は「どんな人が採用されるのか?」の最終確認をしています。
役員面接で確認する主な事項を列挙しますね。
- 当社で成長する意欲・資質があるか
- 会社への貢献意義があるか
- 経営理念や社風と折り合うか
わたしの経験から、役員面接で不採用になる人はほとんどいません。
形式的とまではいいませんが『現場の経理責任者が採用と考えている人物』を不採用にする事は考えにくいからです。
役員面接は雑談の時間が多い
役員面接では自己PRや志望動機など一通り質問をされますが、雑談の時間が多いです。
まれに「当社の経営理念と合っているか?」と突っ込んで聞いてくる場合があります。
それは、その役員が個人的に知りたいという場合が多いです。
役員面接が重要になるのは、役員クラスの人材を採用する時ですね。
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経理の面接で聞かれる質問

経理は専門職です。面接官は経理経験者なので、経理に関して嘘をつくとバレてしまいます。
なので『分からないことは分からない』と返答する勇気が必要ですよ。
次に「面接では実際にどのような質問がされるか」を解説します。早く経理の面接の回答例が知りたい人は『経理の面接の回答例』へ進んでください。
質問①:面接で聞かれる共通の質問
まずは、全ての面接で質問される事が多い内容を見ていきましょう。
ここがスラっと回答できないと、準備不足と思われるので注意が必要です。
- 自己紹介をお願いします
- 転職理由を教えて下さい
- 志望動機を教えて下さい
- 現職(前職)ではどんな仕事をしていますか?
- 人間関係で困ったことがありますか?
- 希望年収を教えて下さい
- 出向は可能ですか?
- 何か質問はありますか?
質問②:人事面接で聞かれる質問
人事面接では、ビジネスの基本マナーや人間性を確認するために質問をします。
転職をする時はマナーの確認が必要ですよ。マナーは時代によって変わるので、昔と今では異なる場合がありますよ。
マナーとは外見だけでなく「一緒に働いているメンバーを尊重できるか?」などの内面も確認されます。
- どのような交通手段出来ましたか?
- 場所は分かりにくかったすか?
- 入社意欲や就労姿勢
- 採用が決まったらいつから出社できるか?
人事面接では、実務の知識を問われることは、ほとんどありません。
それよりも、応募者に対して転職の本音を確認します。
転職では「他に狙っている会社がある」という場合が多くあります。
正直に話したくない場合は、無理に正直に話す必要はありません
ただ正直に話して不利にならないので、正直に話すことをおススメします。
質問③:経理面接で聞かれる質問
経理面接では、応募者が提出した職務経歴書が正しいかを確認します。
人事面接では業務の詳細までは確認しませんが、経理面接では実務に関する突っ込んだ内容が質問されます。
- 得意な事、不得意を教えて下さい
- 決算作業の実務経験は?
- 税務の実務経験は?
- 連結の実務経験は?
- 現職からの転職は必要ですか?
- 担当したい業務はあるか?
- 当社でやりたいことはあるか?
- 急な残業は対応できるか?
- どんな失敗をしましたか?
面接官も経理を経験しているので、応募者がどんな苦労がしてきて、どのように乗り越えてきたか興味があります。
採用した後に、業務に対応できる能力があるかは必須の確認事項ですが、一緒に仕事したいと思うかはとても重要です。
面接官は同じ考えの人を採用したい
面接官も人間なので、自分に似た考えを持つ人を採用したいと考えます。
]例えば、期日を決められた場合の考え方を質問したとしましょう。
面接官:期日の1日前に終わらす場合
応募者:期日のギリギリに終わらす
どちらの考えがが正しいでなく、どちらをの考えも正しいです。しかしこの場合は、応募者は良い印象は与える事が出来ません。
この考え方の違いが、採用の合否に関わってきます。ただ、面接の段階で考えの違いが分かるのは良い事です。
あなたは会社を選ぶ選択肢があります
採用の条件が良くても、あなたが面接官と働きたくないと感じるのであれば、内定が出ても断りましょう。
あなたは『働く会社』を『選ぶ側の立場』でもあります。
今後、長い年月を同じ職場で働く事になるので、あなたが働きたいと感じる面接官を選びましょう。
質問④:役員面接で聞かれる質問
役員面接では、すでに『人事面接で人柄を確認』して『経理面接で能力の確認』をしています。
人柄と能力の基準を満たした応募者の面接なので、仕事の難しい内容は話さずに雑談程度の場合が多いです
- 仕事で大切にしていることはありますか?
- お子さんが病気の時はどうしますか?
- 両親はご健在ですか?兄弟はいますか?
- 休日はどんなことをしていますか?
個人情報が含まれますが、何気なく聞いてくることが多いです。
両親の場合は、介護が必要になる可能性があります。その場合に、兄弟はいるかと聞かれて、誰が介護をするか何気なく質問することがあります
役員面接では、よっぽど失礼な態度を取らない限り合格しますよ。あなたが、この会社で働きたいかを最終確認しましょう。
経理の面接の回答例

ここまでで、面接でどのような質問をされるかを見てきました。実際に見てきた質問をどのように回答するかがとても重要になります。
わたしの経験から『こんな回答が出来ればよい印象を与える』回答を解説しますね。
『応募者の経歴』と『応募会社』の概要です。
『経理の面接で質問される9つ』を解説するので、参考にしてくださいね。
経理の面接で質問される9選
それぞれの質問の回答を解説していきますね。
回答例①:得意な業務、不得意な業務は?
質問内容
あなたの得意な業務と、不得意な業務を教えて下さい
①回答例『得意な業務』
わたしは経理を5年経験しております。業務内容は担当者が入力をした仕訳の確認から、申告書作成業務までの決算業務を担当しています。
得意な業務は「確認作業の経験から作成した財務諸表が正しいかどうか?」の最終確認作業です。
確認方法は完成した財務諸表の部門別損益計算書と、貸借対照表を過去3か月分を比較して、エクセルを使って増減を確認して異常値を見つけます。
一つの仕訳を見ると正しく感じる場合でも、完成した後に増減分析をすると、仕訳が正しくない事に気付けるようになりました。
②回答例『不得意な業務』
不得意な業務は、とても心配症で細かい内容まで気になることです。 現職で使用している会計ソフトは細かく設定する事が出来ます。
例えば、担当者を項目ごとに使用できる設定、仕訳を変更する事が出来る設定、承認機能の設定などです。
会計ソフトの一つの設定を変更することで、他にどんな影響が出るかわからないので、会計ソフトの設定を全て理解できるまで設定の変更は行いませんでした。
回答例の分析
得意な業務は、あなたが経験した中で最も得意に感じている業務を話して下さい。
『自分には得意な業務がない』と感じている場合も心配はありません。 あなたが当たり前に出来る業務が、他の人には難しい業務がありますよ。
例に出した『心配性』は、計画を立てれない人からは重宝されます。
不得意な業務については、本当に不得意な業務を話す必要はありません。プラスにもとれる内容を話すべきです。
心配性であることは、経理業務ではとても重要な性格です。各部門から集めてきた資料は「間違いがあるか分からないけど、間違いを探す必要がある」からです。
回答例②:決算業務の実務経験は?
質問内容
あなたの決算業務の実務経験を教えて下さい
回答例
わたしは、入社をして小口管理や請求書の発行などの基本的な業務を一通り経験しました。
現在は、スタッフが登録をした日次の仕訳と月次の仕訳をチェックをして、仕訳が全て入った後の財務諸表が正しいか確認をしています。
決算では引当金や減損の判定をして、税引前までの数値を固めて、法人税の金額を計算して、決算報告書を作成しています。
回答例の分析
回答例から、決算業務を一通り経験していることがアピールできます。
この後の追加の質問で『どんな引当金を認識していますか?』や『法人税はどんな一時差異がありますか?』など、踏み込んで質問があります。
もし『簡単な内容だから答えるのが恥ずかしい』と思った場合でも、気にすることはありません。
実際の決算業務の内容を回答することで、面接の評価が加算されることはあっても、減算されることはほとんどないからです。
経験している内容を伝えるので、決算業務をイメージしながら回答をしてください。
回答例③:税務の実務経験は?
質問内容
税務の実務経験を教えて下さい。
回答例
税務に関しては、法人税、消費税、固定資産税、事業所税の作成経験があります。法人税は申告書を作成して、税理士さんに確認をしてもらい提出をしています。
消費税は会計ソフトを使って一括比例配分方式で計算をしています。
仕訳を入力する時に課税区分に気を付けて、さらに月次の時に課税区分が正しいか確認をするので、消費税については決算では特段の作業は発生しません。
固定資産税は月次の時に、取得した固定資産の耐用年数を確認して、土地家屋については申告不要か確認しているので、固定資産税の申告書を作成する時は、特段の作業は発生しません。
事業所税は3月の決算前に、基準値を超えていないかを市町村ごとに確認をしています。現職では申告対象の市町村はありません。
回答例の分析
税務に関する知識があると、面接ではかなりプラスになります。
特に、法人税と消費税は多くの会社で計算が必要になります。消費税は非課税事業者でも課税売上が基準値を超えないか確認が必要です。
その他の税金は申告の頻度が少ないので、経験があると面接評価のプラスになります。
回答例④:連結の実務経験は?
質問内容
連結決算の経験はありますか?
回答例
連結決算の実務経験はありません。
親会社が上場企業なので、子会社側として親会社にパッケージの報告をしています。
主にグループ間の内部取引の報告とキャッシュフローで必要な増減内容の報告、税率差異を報告しています。
回答例の分析
連結決算の実務経験は、親会社側で経験していると申し分ありませんが、子会社側で親会社にパッケージを報告している場合も面接のプラスになります。
内部取引は毎決算期必要になるので、グループ間の取引を意識しながら会計伝票を作る必要があります。
子会社側の内部取引の集計は大変なので、その経験は面接のプラスになります。
回答例⑤:現職からの転職は必要ですか?
質問内容
現職では責任ある立場で仕事をされています。現職からの転職は必要ですか?
回答例
現職では自社の財務諸表を作成して、親会社にパッケージを提出しています。
親会社へのパッケージをしている中で、わたし自身が子会社側ではなく親会社側でどのように数値が作成されているか興味を持ちました。
上司に親会社の連結業務をしてみたいと相談をしましたが、親会社側では人数が足りており、現状では親会社で働く事は困難です。
御社では親会社として連結決算業務をしており、わたしの子会社側の経験が活かせると思い応募させて頂きました。
回答例の分析
『転職の必要はないのでは?』という質問は、嫌みではなく本当に疑問に感じて質問されることが多いです。
転職をしなくても、担当業務を変更させてもらったり、上司と相性が悪い場合はさらに上の上司に相談をしたりと、現状を変える手段はあります。
回答例では上司に相談をして、親会社で働く事は難しいと判断されたので、御社に応募したとしています。志望理由も含まれていて分かりやすいです。
回答例⑥:担当したい業務はあるか?
質問内容
弊社で働いた場合、担当したい業務はありますか?
回答例
わたしは、現職で親会社にグループ会社の内部取引の数値を報告しております。
親会社側の経験はありませんが、子会社側の経験を活かして親会社側の内部取引の調整をしたいです。
また、現職では子会社の申告書作成までの業務をしております。 親会社として子会社の報告数値の確認がしたいです。
回答例の分析
応募者は親会社の連結決算は未経験です。
しかし子会社側で親会社に対して内部取引の報告をしていたので、親会社が求めている内容は理解をしています。
親会社側では子会社が報告した数値に差異が無ければ、簡単に内部取数値を取り消す事が出来ます。
差異が発生していた場合は、親会社側で調整が必要になります。
調整の方法は、新しく業務を覚えてもらえばよいだけです。
さらに親会社では子会社の報告した数値の確認をしています。ノーチェックで連結数値にするのはリスクが大きいからです。
現職で申告書作成まで経験は、子会社側の数値を確認をする業務に活かす事が出来るのは、面接のプラスポイントです。
回答例⑦:弊社でやりたいことはあるか?
質問内容
弊社でやりたい業務はありますか?
回答例
わたしは、現職で親会社にグループ会社の内部取引の数値を報告しております。
親会社側の経験はありませんが、子会社側の経験を活かして親会社側の内部取引の調整をしたいです。
また、現職では子会社の申告書作成までの業務をしております。
親会社として子会社の報告数値の確認がしたいです。
回答例の分析
連結決算業務を応募しているので、担当業務は連結決算に関わる業務になります。
まずは、連結決算ではどんな業務があるかを予習して、それをやってみたいと伝えてるので良いです。
連結決算の主な業務は、パッケージの収集、内部取引、資本連結、表示の相殺、未実現利益の消去です。
回答例⑧:急な残業は対応できるか?
質問内容
急な残業を依頼した場合に対応できますか?
回答例
はい、できます。現職では残業時間を決算月は30時間、それ以外は10時間以内にする目標を、会社全体で掲げています。
残業目標は毎月守る事が出来ているので、急な残業が発生した場合は、その理由を分析して今後の改善点とします。
回答例の分析
この質問は、勤務条件に柔軟に対応できて、業務への責任感などの勤務姿勢を確かめます。
回答例のように『今後の改善点とします』まで面接で話すと、面接官によってはビックリするかもしれません。
面接官が急な残業が多いと困っている場合は、積極的に残業時間を改善できるアピールをしましょう。
回答例⑨:どんな失敗をしたか?
質問内容
今までどんな失敗をしましたか?
回答例
今までで深く反省している失敗は、資金繰りの業務です。
給与資金は本来であれば1営業日前に資金を確保が必要ですが、誤って当日に資金を確保する資金繰りを作ってました。
その資金繰りを元に資金残高を確保していたため、銀行から資金不足で給与振り込みのが出来ないと連絡がありました。
当日に合わせて送金の手配をしていましたが、他行からの送金で認められないため全ての送金で差し戻しが発生しました。
給与当日は上司と一緒に、朝一番で全社員に全て総合振り込みで対応をして、10時までには給与の送金が完了しました。
しかし組戻しの手数料が発生して、上司には気が気でない状態にさせてしまい、本当に申し訳ない気持ちになりました。
それ以降は、資金繰りを作成する時は、上司とダブルチェックをして同じミスはしていません。
その時から、カレンダーやリマインダー機能で重要な送金がある日は、何度もチェックをしております。
回答例の分析
失敗体験は面接でよく聞かれます。 失敗は誰でもするので、その失敗をどのように改善してきたかを重要視しています。
回答例は、失敗からカレンダーやリマインダー機能を使って、チェックをする回数を増やしています。
たまに『失敗をした経験から注意深く資料を確認するようにしました』と話す人がいます。
失敗は『注意深く確認をする』のような精神論では改善は出来ません。
経理に強い転職エージェント

ここまでで経理に特化した面接の回答例を解説してきました。
すでに応募先を探して、面接をするタイミングの人もいるかと思います。
もし、応募先を『転職サイトから選定した場合』や『経理に詳しくない担当者だった場合』は、転職について満足のいく相談が出来ていない場合があります。
その場合は、転職のプロである転職エージェントに転職について相談してはいかがでしょうか?
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